About this この研究について

Visionary Future Healthは、2015-2018年に実施された内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「社会リスクを低減する超ビッグデータプラットフォーム」(課題番号2015-PM15-02-01:主任研究者・原田博司)の「【ヘルスセキュリティ】医療データの統合・解析による予測モデルの構築とリスクシミュレータの開発:医療介護と社会リスク対応・安心社会シミュレータの開発(研究開発者・橋本英樹)」の成果に基づいています。東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻保健社会行動学分野が運営するサイトです。

サイトの目的

高齢社会における医療・介護・年金などの社会保障制度の設計、地域医療構想をはじめとする地域づくり、保険商品や介護サービスなどの市場を支援するため、医療や介護を必要とする人々の数を推計し、想定される医療介護市場の規模について情報提供します。

高齢社会の「多様性」について

高齢社会への対応で見過ごされてきたのが「多様性」への対応です。ひとくちに高齢者といっても、健康状態・社会経済状態など多様性に富んでいるのが「高齢者」なのです。従来のように、高齢者をひとくくりにして将来人口推計だけに頼った市場規模想定には限界があります。本サイトでは、年齢・性別・14種類の健康機能状態による1万通り以上の組み合わせに対応して、疾患の発生率、死亡率を既存の政府統計を用いて推計し、ビッグデータプラットフォーム上で約4000万人の60歳以上日本人を個別にシミュレーションすることで、多様な予後を忠実に再現した将来推計の結果を提供しています。

活動内容

本サイトでは集計した結果だけを示していますが、シミュレーション上では以下の分析やバーチャル実験ができます。

1)政策や新規技術・薬剤などのインパクト推計
仮に疾病や障害の発生率・死亡率に影響するような政策・新規技術が、将来の有病・障害率にどのような影響をもたらし、医療介護費にどの程度のインパクト(いわゆる予算影響・budget impact)を与えるかを推計することができます。本サイトでは3つだけ仮想シナリオの例を示しています。他のシナリオについて推計が必要な方はコンタクトアドレスまでご相談ください。
2)多様性に富む高齢者のセグメント分析
生まれ年、性別、基礎疾患や障害の有無、さらに地域(都道府県レベル)ごとにセグメント別の推計結果を提供できます。現在学歴別の推計も準備中で、学歴による健康・障害格差の将来推計も実施可能です。属性・地域によるセグメント分析は個別対応とさせていただいています。コンタクトアドレスまでご相談ください。
3)地域別、医療介護ニーズと需給ミスマッチ分析
地域医療構想の計画支援のために、地域別の医療介護需要の推計を行ったうえで、医療施設・病床数、介護施設などの供給量との過不足が生じているかどうかを将来シナリオ別に分析します。現在厚労省などから発表されている病床将来予測はベッド数の現状に基づいて削減目標仮定を置いたもので、実際に各地域でどれだけの疾病・介護ニーズが発生するかを考慮できていません。需要の推計を行ったうえで、見合った病床がどの程度必要かを推計できる国内唯一のシミュレーターです。需給ミスマッチ分析はカスタムオーダーで実施されます。コンタクトアドレスまでご相談ください。
疾患人口
(千人)
2013 2022 2034 2046
60代前半 60代後半 70代 80代 90代以上  
千人
千人
  • 90代以上(90才以上)
  • 80代(80才~89才まで)
  • 70代前半(70才~79才まで)
  • 60代後半(66才~69才まで)
  • 60代前半(60才~65才まで)

の年齢層別人口

合計千人

疾患人口(千人) 5000 4000 3000 2000 1000 0 60代前半 60代後半 70代 80代 90代以上
  • 千人

    60代前半の疾患者数と有病者比率
    • 男性 千人 人口の%
    • 女性 千人 人口の%
  • 千人

    60代後半の疾患者数と有病者比率
    • 男性 千人 人口の%
    • 女性 千人 人口の%
  • 千人

    70代の疾患者数と有病者比率
    • 男性 千人 人口の%
    • 女性 千人 人口の%
  • 千人

    80代の疾患者数と有病者比率
    • 男性 千人 人口の%
    • 女性 千人 人口の%
  • 千人

    90代の疾患者数と有病者比率
    • 男性 千人 人口の%
    • 女性 千人 人口の%

単疾病

疾病を1つ追加すると、合併症としてシミュレートされます

  • I型・II型の区別なし(ただしほぼII型を反映しているといってよい)。

  • 冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)。心不全や弁疾患はその他に含まれている。

  • 脳出血・梗塞・塞栓・クモ膜下出血をすべて含む。

  • 記載のとおり

  • 記載のとおり

  • 全部位を含む(部位別推計は行っていません)

  • 喘息・慢性呼吸器疾患(COPD)、間質性肺炎、結核、下気道感染症(肺炎)を含む。

  • 慢性・炎症性・多発性の関節疾患(変形性骨関節症・慢性関節リウマチ・脊椎障害など)。軟部組織・結合組織の炎症・障害、骨折などは含まない。

  • 白内障・緑内障、網脈膜の炎症・変性疾患、網膜血管閉そく症など含む

  • 糸球体疾患、尿細管・間質性腎疾患、腎不全(急性・慢性含む。透析の必要有無は問わない、原因も糸球体腎炎・糖尿病などすべて含む)

  • 消化器・肝疾患・冠動脈以外の循環器疾患・前立腺肥大など慢性的経過をたどると思われるもの。神経疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など変性・脱髄性・萎縮性疾患)は含まない。

  • 5段階主観的健康観(国民生活基礎調査健康票)

  • 食事・入浴・着替え・排泄のうちいずれかに介護が必要なもの

  • 軽度の要介護・見守りを必要とする状態

+マークが付いている疾病は併存症が選択できます

影響がある疾病

  • I型・II型の区別なし(ただしほぼII型を反映しているといってよい)。

  • 冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)。心不全や弁疾患はその他に含まれている。

  • 脳出血・梗塞・塞栓・クモ膜下出血をすべて含む。

  • 記載のとおり

  • 記載のとおり

  • 全部位を含む(部位別推計は行っていません)

  • 喘息・慢性呼吸器疾患(COPD)、間質性肺炎、結核、下気道感染症(肺炎)を含む。

  • 慢性・炎症性・多発性の関節疾患(変形性骨関節症・慢性関節リウマチ・脊椎障害など)。軟部組織・結合組織の炎症・障害、骨折などは含まない。

  • 白内障・緑内障、網脈膜の炎症・変性疾患、網膜血管閉そく症など含む

  • 糸球体疾患、尿細管・間質性腎疾患、腎不全(急性・慢性含む。透析の必要有無は問わない、原因も糸球体腎炎・糖尿病などすべて含む)

  • 消化器・肝疾患・冠動脈以外の循環器疾患・前立腺肥大など慢性的経過をたどると思われるもの。神経疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など変性・脱髄性・萎縮性疾患)は含まない。

  • 5段階主観的健康観(国民生活基礎調査健康票)

  • 食事・入浴・着替え・排泄のうちいずれかに介護が必要なもの

  • 軽度の要介護・見守りを必要とする状態

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